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子供の防犯Q&A 「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えします

セコムの舟生です。

大人の注意ポイントはやいもので、もうすぐ5月ですね。4月に新入学を迎えたお子さんも、学校に少しずつ慣れたことでしょう。お子さんは、元気に登校していますか? 変わった様子はありませんか? 親子でしっかりとコミュニケーションを図って、些細な変化を見逃さないように注意しましょう。

今回は、小学生ぐらいの子を持つお母さん、お父さんからよくいただく「こんなときに、どうしたらいいの?」といった質問について、Q&A方式で紹介したいと思います。

Q子供から不審者情報を聞いたとき
下校途中に知らない人から、お菓子をあげると言われた」と帰宅した息子が話してくれました。息子はお菓子をもらわずに走ってその場を立ち去ったそうですが、こういった話を聞いたとき、親はどのように対処すればいいですか?

A学校に報告をしましょう
まずは、知らない人からお菓子を貰わずに走って帰宅し、きちんと家の人に報告ができたお子さんを褒めてあげましょう。

小さな予兆に敏感になることが、日頃の防犯対策では大切です。「先生やお友達から、変な人がいたとか危ない場所があるという話を聞いたり、自分が怖い目にあったと思ったりしたら、すぐに教えてね」と日頃からお子さんと約束して、話をしてくれたときには褒めてあげてください。

お子さんが通っている学校には「下校途中に、こんなことがあった」と連絡しておくべきです。「こんな些細なことも連絡したほうがいいのかしら…」といった些細な報告が大きな事件を防ぐことにつながるかもしれません。

また、地域によっては警察機関が、その地域で発生した『犯罪発生情報』や犯罪を防ぐために必要な『防犯情報』を日々メールで配信するサービスを実施しているところもあります。東京でも、警視庁が4月1日から『メールけいしちょう』の配信を開始しています。(参考:警視庁ホームページ

こういったサービスは、みなさんのお住まいの地域でも行われているかもしれません。お近くの警察・公共機関へお問い合わせてみてください。


Q安全マップの上手な活用法は?
子供と一緒に通学路を散歩しながら“通学路マップ”をつくりました。上手な活用法を教えてください。

A子供に危険回避能力を身につけさせるために活用しましょう
親子で安全マップをつくるのは、通学路の安全確認の意味もありますが、子供に危険回避能力を身につけさせることも大きな目的です。例えば、親が安全マップを作成し、子供にただ渡すだけというのでは、安全マップをつくる効果は半減してしまいます。むしろ、親子で安全マップを作成する“過程”こそ大切だと、私は考えています。子供自身で、「どこが危険なのか?」「なぜ危険なのか?」を考えさせることで、自然に危険を判断する基準を覚えていってもらうことがポイントです。

また、「この場所で万一のときには、どう対処すればいいのか」出来上がったマップを使って、具体的に親子で考えるきっかけにしてください。具体的な行動をシミュレーションで練習をしておくと、さらに効果的です。


Q性犯罪について話しにくい
最近は早期性教育の必要性なども耳にしますが、我が家ではまだ“性”について子供にあまり教えたくありません。しかし、性犯罪については子供に注意したいのですが、どのように話せばいいですか?

Aわかりやすい言葉を上手に使って
性犯罪についてどのように注意を促せばよいか、デリケートな問題だけに迷うこともあるでしょう。各ご家庭の方針もあるかと思います。もし、性犯罪について親子で話題にするときには、お子さんにわかりやすい言葉を上手に使ってみてください。

プライベートゾーン」という言葉があります。これは、「自分だけの場所」という意味で、胸や性器、お尻といった、水泳のときに水着で隠す部分を表し、人に見られたり、触らせたりしてはいけない部分を指し示す言葉です。この言葉は小学校の性教育においても使われる言葉ですが、「まだうちの子にはちょっと難しいな」と思われる方は「見せたり、触られたりしたらいけない体の大事なところ」という説明なら小さな子供でも理解しやすいですし、お父さんお母さんも指導しやすいと思います。

もしもこのプライベートゾーン(大事な所)を見られたり触られたりしそうになったら、防犯ブザーを鳴らしたり大声で叫んだり、どんな方法でもいいからとにかく逃げること、また必ず親や先生に知らせることを教えておきましょう。

* * * * *

小学生になると、親の目の届かない時間がだんだん増えていきます。いざという時に子供を守るのは、子供自身の危険回避能力だということを理解して、日ごろからこの能力を伸ばす工夫をしてあげてください。

残念ながら100%完璧な対策はありません。「なるべく安全な道を歩く」「なるべく安全な公園で遊ぶ」「ひとりで行動しない」「防犯グッズを携帯する」など、いくつかの防犯対策を組み合わせて、万が一の状況に備えることが、大切なお子さんを犯罪から守ることにつながっていくのです。


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