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子供の事故を防ぐポイント ~自動ドア~

セコムの舟生です。

大人の注意ポイント自動ドア荷物で両手がふさがっているとき、ベビーカーを押しているときなど、お店や建物の扉が自動ドアだと便利ですね。しかし時として、この便利な自動ドアで思わぬ大きな事故が発生することがあります。

今回は、全国自動ドア産業振興会(JADSA)事務局大野さんに、自動ドアの事故の現状と注意すべき点についてお話を伺いました。

少し古いデータですが、1998年に国民生活センターが取りまとめたデータによると、1993年4月~1997年11月に国民生活センターに寄せられた自動ドアによる事故情報76件のうち、10歳未満が16件(全体の21%)、60歳以上が24件(全体の32%)と多く、10歳未満と60歳以上の年齢層で過半数を占めています。特に子供が自動ドアに挟まれる事故は、次のような場合に起こりやすい傾向があります。

・閉じかけたドアへの駆け込み
・開きかけたドアへの駆け込み
・ドアの斜めからの出入り
・ドア付近で遊んでいるとき
・開閉中のドアに触る



このような自動ドアの事故を受けてメーカー側も、ドアぎわなどセンサの死角が発生しやすいエリアを完全にカバーするようにセンサエリアを調整したり、ドア中央で立ち止まった場合でもドアが閉まってこないようにドアの端から端へ補助センサ(光線式センサ)を設置したりしたほか、子供がドアに挟まってしまっても怪我をしないように挟まった圧力を検知して即座にドアが反転するセーフティーリターン機能を内蔵するなど、事故防止に向けた努力をしています。

自動ドアは不特定多数が利用する公共性の高いものであり、メーカーや設置主もサポートセンサや引き残し幅など安全に関する諸問題について研究を進め、また注意喚起シールや防護柵・緩衝材の配置など、安全対策に努めているようです。しかし様々な機能が正常に作動したとしても、利用の仕方によっては事故が起きてしまうことがあるので、利用者側も注意する必要があります。

センサが自分を検知して、ドアが自動で開閉することに興味を持つ子供は多く、センサの反応を試して遊んでいたり、動いている自動ドアに直接触ったりしているうちに挟まれてしまう事例が多く見受けられます。このような事故は、保護者の方がマンションの入口で管理人の方と立ち話をしている時や銀行のATMなどの機械を保護者の方が操作している最中など、親の目が離れている一瞬の隙に起こることが多いそうです。

事故を防ぐためには、自動ドア付近では子供から目を離さないことが大切です。そして、一緒に出入りするときに適正なタイミングをお子さんに教えましょう。もう一度、注意すべきポイントをまとめました。おさらいとして、ご確認ください。


【おさらい】保護者が注意するべきポイント
・駆け込みでの出入りはしない
・ドアの斜めから、出入りするのはやめる
・開きかけ、閉まりかけのドアの出入りはやめる
・小さなお子さんは大人と一緒に出入りする
・ドアの間には立ち止まらない
・ドア付近で遊ばない
・開閉しているドアに触れないように注意する


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