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家庭内での事故<パート1> 「誤嚥(ごえん)」と「誤飲」の違いって?

セコムの舟生です。

大人の注意ポイント梅雨が続いていますが、小中学校ではプール開きが行われる時期ですね。7月に入ると全国各地の海水浴場で、続々と海開きが行われます。特に小さなお子さんからは目を離さないように、安全面には十分に気をつけて、夏の楽しい思い出をたくさんつくってください。

今回は、子供の家庭内における不慮の死亡事故について、『厚生労働省平成18年人口動態調査』のデータをもとに、皆さんと一緒に考えて行きます。


家庭内での事故

2006年の家庭内での不慮の事故による死亡数は、0歳116名、1~4歳99名、5~9歳34名、10~14歳33名です。年齢が高くなるほど、室内での不慮の事故による死亡数は少なくなっているのが「家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数」の棒グラフからわかります。

・5歳未満は注意を~不慮の窒息~
0歳~4歳の年齢層では、胃の内容物の誤えんや食べ物やその他の物体の誤えんで食道閉塞を起こしてしまうといった、「その他の不慮の窒息」が死亡原因の中で最も多く、とくに0歳児は突出しています。

ちなみに、「誤嚥(ごえん)」と「誤飲」の違いをご存知でしょうか?誤飲は、口に入れてはいけないもの(異物、薬品等)を誤って飲み込んで胃に入ってしまうこと。誤嚥(ごえん)は、口に入れたものまたは胃の内容物が(逆流して)気道に入ってしまうことです。

「不慮の窒息」の原因になるのは「誤嚥(ごえん)」の方で、「誤飲」は「有害物質による不慮の中毒」の主な原因になります。

知人の話ですが、「昼食後、昼寝をしている3歳の息子が顔面蒼白になってしまったことがあり、慌てて子供を起こしたところ意識がもうろうとしていたので、とっさの判断で、子供を逆さにして背中を叩いた。すると、昼食のおかずにあったホウレンソウのかたまりが口の中から落ちてきて、同時に、子供の顔色も戻った」経験があるそうです。

窒息を起こす誤嚥(ごえん)の原因物質としては食物が多く、もち、パン、肉片などが多いそうです。防止のためにも、よく噛んで食べることを習慣づけましょう。

また、「アメ玉をなめていた4歳の子供が急にウトウトと眠り始めたので、お母さんがビックリして、慌てて口からアメを取り出した」といった話も聞いたことがあります。

子供が小さいうちは、口の中に食べ物を入れたまま眠ってしまわないように、十分注意することが大切です。


・不慮の溺死及び溺水は浴室に集中
1~4歳児では、「不慮の溺死及び溺水」の死亡事故が26件あり、そのうちの24件が浴室で発生しています。その他の年代でも、0歳児で9件、5~9歳児で5件、10~14歳で10件、溺死及び溺水事故が浴室で起こっています。子供は水深10 cmでも溺れる可能性があります。

子供の入浴時は、目を離さないように気をつけてください。小さなお子さんがひとりでお風呂に入るのは、安全面を考えると避けたほうが無難です。

それでも10歳前後の年齢になると、ひとりでお風呂に入るお子さんが多いと思います。「いつもより長くお風呂に入っている」など、いつもと違うように感じた時には、ひと声掛けてみましょう。

また、浴槽への転落事故を防止するためにも、子供が小さいうちは、浴槽に水の溜め置きをしない、もしくは、子供が勝手に浴室に入らないような工夫をすることが大切です。


・好奇心旺盛な子供の手が届かないところにしまう
「家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数」のグラフをみると、1~14歳児で「煙、火及び火炎への曝露(ばくろ)」の棒グラフが伸びています。「煙、火及び火炎への曝露」は主に火事による不慮の事故を示しています。これらの事故を防ぐには、日常から火の用心を心がけて火事を出さないことが大切です。さらに、子供の手の届く場所にライターやマッチなどを置かないようにしましょう。

今回は、死亡事故についてのデータをご紹介しましたが、家の中の家具やキッチン用品などでの負傷事故も、注意が必要です。
セコムが選んだ安全・安心グッズのセレクトショップ「セコムセレクション」では、お子さん向けの家庭内の事故防止グッズも取り揃えています。

とがった机の角に取り付けて、ぶつかり事故の防止グッズ「コーナーゴムパッド」や、指はさみの事故防止の「ドアストッパー」などで、お子さんを不慮の事故から守ってあげてください。

少しの注意で防げる家庭内の事故がたくさんあります。ぜひ子供の行動パターンを観察して、予防策を立てておきましょう。

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